老年になっても現役医師を続けられていることで有名な日野原重明氏がお亡くなりになったとのニュースが入りました(T-T)
18日朝、呼吸器不全でお亡くなりになったとのことです。
日野原氏は1911年(明治44年)に山口市で生まれ、当時の京都帝国大学で医学を学び、昭和16年に東京の聖路加国際病院で内科医として勤務を開始。
診療のかたわら、病院関係者の力を総合した「チーム医療」の重要性を主張して、看護師の教育に力を注いだほか、昭和29年には民間の病院でははじめて、人間ドックを導入し、生活習慣を改善して病気を予防するという考え方を早くから普及させました。
また昭和45年のよど号ハイジャック事件に巻き込まれ、人質として4日間拘束されたことがあったそうです。
こうした経験から生と死をテーマにした執筆や講演を続けて高齢者が活躍できる社会の在り方などについて積極的に提言し2001年(平成13年)12月に著書『生きかた上手』を出版。120万部以上を売り上げたそうです。
そして長年にわたって日本の医学の発展に貢献してきた功績が文化功労者と文化勲章を受章。
「生活習慣病」という言葉を作ったのが日野原重明氏であることは有名ですね。
日野原重明氏はその活躍ぶり、ご長寿ぶりから高齢者の希望の星的存在となっていたそうです。
マスコミへも多数出演されていらっしゃり、ドキュメンタリーも度々出演されていましたね…。
また日野原氏は100歳を超えてなおスケジュールは2、3年先まで一杯という多忙な日々を送っていたそうです。
乗り物でのわずかな移動時間も原稿執筆に使い、日々の睡眠時間は4時間半!週に1度は徹夜をするという生活だったそうです。
アラフォーの私ですら徹夜なんて出来ないのに、すごいです。
96歳にして徹夜をやめ、睡眠を5時間に増やしたといいますから、ものすごい体力の持ち主だったのでしょうね…。
日野原氏の長い人生はまだまだ語りきれないことが山のようにありますが、今は安らかなご冥福ををお祈りしたいと思います。